教育目標

1. 社会性の芽生えを育む

*遊び中心の保育…

子どものなかの生活の大半は寝ることと遊ぶことであります。幼児の遊びは勉強であり栄養であり生活であり仕事であります。幼児に遊ぶなと言うことは、栄養をとるな成長するなと言うことになります。
子どもの時に全身を打ち込んで遊んだ子どもは、意欲が育ち頑張りがききます。遊びによって新しい体験ができたり広がったり深められたり、泣いたり怒ったりケガしたり、傷ついたり失敗したり色々と経験していきます。ただ、遊びの中には良い遊びと悪い遊びがあります。判断しながら進むことが大切で、遊びを指導するのと遊ばせっぱなしでは効果が大変違います。また子どもの遊びと仕事がはっきり区別できなく重なりあっていることも特色の一つであります。
幼児の場合は、遊んでいるようで仕事をし、仕事がすなわち遊びをやらせて能力や意欲を育てるように心掛けています。幼児教育は、生活指導でありますから身近な生活の中から見い出して取り上げていくようにしています。

2. 主体性を育てる(主体的な生活をする)

*子どもの自発を大事にする保育

自発性の芽生えは、乳児からみられ「自分がしたい」というのが自発性のあらわれである。その気持ちが芽生えた時、大人はできるだけ大事にして本当に必要な援助だけにすべきである。自分から動こうとする段階が自発性といれるのに対し、ある程度「自分がこれをしたい」とか「自分はこう思う」とか言うことを子どもながらに意識しその為にどう動くかを考え始めているのが自主性である。
子どもが自分を発揮できるように環境や条件を作っていくのが大人の役割である。
主体性は大人になって完全な形で発揮されるものだが、その芽生えは乳児期から始まる自主性にあることを見逃してはならない。
当園では、主体性を育てる為に、自然に子どもの心身の中から湧き出してくる力を持って、物事に取り組めるように保育者は環境や条件を整えて指導していきます。

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